WORKS

INDEX
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・1st DL Single

LILY 4 『RSF』
 (word&music Jack The Stinger Rosario)


・3rd Album 『BAND


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THE LILY STONES
3rd Album 『 BAND』 全曲解説

1. a Day (word&music by Jack The Stinger Rosario)
2. ロックタウンに死す (word&music by Takao)
3. The Crimsons (word by Jack The Stinger Rosario : music by Ryuji)
4. Smokin’ High School Girl (word&music by Takao)
5. Rock ‘N Roll March (word&music by Takao)
6. Hey Hey Hey (word&music by Ryuji)
7. I Don’t Care (word&music by Ryuji)
8. 夜が明けるまで (word&music by Ryuji)
9. 果てた男 (word&music by Ryuji)
10. Frustraition Generation
(word&music by Jack The Stinger Rosario&Takao)
11. LOSER (word&music by Jack The Stinger Rosario)
12. パラダイスへ (word&music by Jack The Stinger Rosario)
13. とてつもなく夜が長いのは君のせいだ
(word&music by Jack The Stinger Rosario)
14. 真夜中のロックンロール (word&music by Takao)
15. Rock Star (word&music by Takao)
16. Blood Brothers (word&music By THE LILY STONES)


1. a Day

word & music: Jack The Stinger Rosario

Jack
今作のプロジェクトに取りかかり何年過ぎたか詳しくは忘れてしまったが、オープニングの曲を俺、兄貴、隆司の3人でそれぞれ持ち込んで一番良いのを使おうって決めて、俺が最初に持ってきたのが採用になった。多分皆疲れてたんじゃないかな。

Ryuji
我ながら最高のピアノ演奏だ。
ピアノには目一杯エコーをかけて、低音をOFFにしてみたら、理想通りの音になった。


Takao
物語の始まりや「目覚め」(それは眠りからであったり自我であったり)を感じる様な、且つ簡潔で短い曲が欲しいとメンバーに伝えたところ、Jackがサクっと持ってきた曲。
ちなみに僕が例として挙げたのはデヴィッド・ボウイの『ジギースターダスト』の一曲目「Five Years」だった。

<ギターについて>
アコースティックギターは、惜しくも解散してしまったバンド「BuCkin’ DuCk」のギタリストだったサトシが、僕の知らない間に録音していた。
エレキギターはアレンジも一発で決まり、録音も一発で終わった気がする。
フィル・マンザネラ先生のギターを意識して弾いたが、勿論誰にも気がつかれず、当然及びもしていない。

KisMee
大きく広く意識し過ぎて、なにしたらいいか迷ってるドラム。
ま、それもオープニングっぽくて結果オーライ。
広く感じてもらうように工夫したけど教えません。

※TEGARA
Jackが持ってきた時点のキーはGであったが、TakaoがEのキーに下げた。

(注)TEGARAとは・・・
曲を練っていく過程で、作曲者以外が意見を出し採用された場合に、バンドから与えられる名誉の事。
メリットとしては、打ち上げ等で「あの曲はオレがこうこう言ったおかげで良くなった!」と威張れる。


2. ロックタウンに死す
word & music: Takao

Jack
兄貴や隆司が昔やってたバンドのナンバー。

俺は昔から大好きな曲でまさか自分が歌うことになるとはね。
兄貴が「死すやるか?」と言ってきたときは「やる!やる!」って感じだったね俺は。

Ryuji
テンポが早くてピアノ弾くのが難しい。
兄貴が10年前に作った曲で、この曲をボツにするなんて勿体ない!

Takao
僕が10年以上前に作った曲で、当時リュージとやっていたバンドのレパートリーだった。
なので半分リュージがボーカルを取っているが、リリーバージョンの方が数段カッコ良く仕上がっている。
当初、今回のアルバムに収録する気は更々なかったのだが、歌詞のナンセンスさが、今作の主人公の始まりの性格にマッチしていると思い、メンバーの後押しもあり収録する事となった。
当時の僕はこの曲で主張している通り、歌詞なんてものはどーでもいいと本気で思っていた。

元ネタは、『白雪姫』の挿入歌、「Some Day My Prince Will Come (邦題:いつか王子様が)」と、グレン・ミラー楽団の演奏で有名なジャズ・スタンダード「In The Mood」

<ギターについて>
特に考える事も悩む事も無くテキトーに弾いたのだが、時間が無かったとは言えテキトー過ぎたかもしれない。

KisMee
イントロのドラムはもともとフィルも何もしていかなったけど、普通に考えて必要だろうと思って、リハじゃやってなかったのにレコーディング当日に入れました。
テンポよりもっと前へ前へ行けるドラムにしたかったけど、ヘタレの僕には限界でした。叩いてると早いなぁ~って思うけど、酔っぱらって聴くと遅いなぁ~って思います。

※TEGARAは特に無し


3. The Crimsons
word: Jack The Stinger Rosario
music: Ryuji


Jack
隆司ならではの暗闇に光るロックンロール。

最高にクールな曲だから歌詞も気合い入れたぜ。
架空のバンド【ザ・クリムゾンズ】の船出と熱量を表現した一曲。

Ryuji
何気なくギターを弾いていたら、最初のメロディーが浮かんできて、そのまま最後まで完成してしまった曲。
練習に遅刻してきた兄貴がスタジオに入ってきた時、この曲を聴いて「誰の曲?」 だってさ。
俺の曲だぜ!

Takao
ある日、僕がスタジオに遅刻してやってきたら丁度皆がこの曲を合わせており、この曲が新曲だと知らなかった僕は「カッコイイな、誰かのカバーかな?」と思った。
短調で昔の歌謡曲っぽいAメロや、サビの雰囲気、サビ終わりの「フー♪」という部分等、フィンランドの国民的ロックバンド、ハノイ・ロックスっぽいな、と僕は思っている。
なお、「Crimsons」というのは架空のバンド名とのこと。

<ギター>
これも特に考える事もなく、テキトーに弾いた。
途中ハーモニーを奏でるところのメロディーは、リュージが指定した通りに弾いた。

KisMee
この曲を練習し始めた時、途中のフィルを考えすぎてまったくできなくなった。
ムカついて静かにブチ切れまくってテキトーに叩いたら、ピアノ弾きのりゅーちゃんが、今のフィルいいね!って言ってくれて、超たまたまその回のリハを僕の天才スマートフォンが偶然録音していて、自分のフィルを耳コピしました。
今でも慣れません。

※TEGARAは特に無し


4. Smokin’ High School Girl
word & music: Takao

Jack
この曲を聴くと色んな事が浮かぶな。

多感な時期や、今だから思う事もな。
男ってバカみたいって思ってくれれば冥利に尽きるぜ。
って言っても俺は曲も歌詞にも携わってないけどね

Ryuji
兄貴がコーラスのミックスをなかなか気に食わなく、何度もやり直した。
でもやり直してよかった。
自分が曲に対して未熟者だった。

Takao
今アルバムのテーマには「青春」も含まれており(ロック自体、青春的な音楽、概念であると思うけれど)、この曲はアルバム収録曲の中でも特に「青春」を意識して作った。


また僕が知り得る限り、「~Girl」と題されたり、学校を舞台としたロックンロールに外れは無い。
ロックンロールと言えば、「Girl」と「School」。
そんな思いを胸に曲を作ろうと思い立ったら、5分位で出来上がった。
最後の繰り返し部分の元ネタは、ローリング・ストーンズの「Brown Sugar」から引用したけど、全然似ていないかもしれない。

<ギターについて>
この曲も悩み無し考え無しのテキトー。
ギターソロは、ローリング・ストーンズの3代目ギタリスト、ロン・ウッド先生を意識した。

KisMee
俺、世界最強。頑張ります!って言うけど拙さのある奴。そんなドラムにしました。
サビ入りは叩いた本人にしかわからないリズム不明なシンバル。でも最後は合わせる。
って偉そうな事を言うけど、やっぱり拙い。

※TEGAREAは特に無し


5. Rock ‘N Roll March
word & music: Takao

Jack
T.Rexを彷彿させるが俺にとっては全くの別物だ。
なぜならこのロックンロールマーチという曲は、マークボランが歌うより俺が唄った方が良いからだ!!

残念な事は最初に弾けるコーラスパートが俺には無い事だ。
楽器は全体的にバランスよく仕上がっていて、全てがマッチしてる。

Ryuji
兄貴の作った名曲中の名曲。
この曲は録音に苦労した。
コーラス、ギターと何回か撮り直して良い出来になった。

Takao
これもやはり5分程度で作った、僕お気に入りの曲。

ロックバンドをやった事がある人なら皆理解してくれると思うのだが、仲間と集まって好きな音を出すと、まるで自分たちが無敵で恐いもの知らずの様に思えたり、バンドと音楽以外の全てがどうでもよく思えたり、かと思えば、自分たちがどうしようもなく無様で役立たずのゴミの様にも感じて、何だか死にたい気分になったりもするものなのだが(僕だけかもしれんが)、そういう気持ちを歌った曲。

元ネタは、一発でわかると思うがT-Rexの「Metal Guru」。
とにかくグラムロックを意識して作ったのだが、出来上がってみたらアメリカン・ロックの様になっていた。

<ギターについて>
最初に録音したギターは、歪みが足りなく、何か大人しくてダセーと思ったので、リズムもリードも録音し直した。
特に悩んだり考えたりは無かった。
ギターの話ではないが、この曲のJackのボーカルは凄く良いと思う。

KisMee
やっぱりこの感じが嫌な人はキライです。
カラダで振動を感じてほしいです。
基本的にフィルで走るノースキルマンですが、どんだけバレずに走れるかいつもドキドキしてます。
僕にとってコーラスが微妙に高くて叩きながらだと声が枯れます。
ドラムロールは僕じゃないです。りゅうちゃんです。


※TEGARA
歌の最後の最後、「このまま行くぜオーライ」の部分は、色々迷っていたTakaoに変わりJackが考えた。


6. Hey Hey Hey
word & music: Ryuji

Jack
隆司が持ってきたパーティーチューン(?)
どっかで誰かが言ってるぜ。
隆司のパートが特に俺は好きだ。

相棒の良さと真髄がこの曲に溢れている。
サックスのユカリさんとのレコーディングは最高に楽しかった。

Ryuji
作詞作曲とも僕の曲。

こういった類いの曲なら僕の右に出るものは今はいないだろう。何曲でも作れる。
しかしこういった曲に需要は、もう無い。


Takao
オールディーズ調のパーティーロックンロール。
リュージらしい明るい曲調で、ユカリさんのサックスがその楽しい雰囲気を更に煽っている。
バンドやり始めの頃は、ライブよりもむしろ打ち上げの方が楽しみだったな。

元ネタはリュージの曲だから断定は出来ないけど、恐らくサム・クック大先生の「Twistin’ The Night Away」と、ゲイリー・US・ボンズ先生の「Quarter To Three」。
あと中間の訳わかんねーとこは、レイ・チャールズ大先生の『What’d I Say』のパロディー。


<ギターについて>
この手の曲は頭カラッポにしてハートで弾くのみ。
僕レベルになるとそれだけで本物のロックンロールになる。

KisMee
ライブ前に酒飲み過ぎてフラフラだぁ~ってなってるライブの最後の曲の時の気分。
ドラムはバスドラの位置をよく間違えるので気をつけよう。
実際のライブでは曲中に直したりしてます。それ以外何も考えてないです。
よっしゃーー!!って感じ。

※TEGARA
二回目のBメロのブレイクはTakaoのアイデア。


7. I Don’t Care
word & music: Ryuji

Jack
解説もここまで来ると集中力も欠け酔いもまわって眠くなって来る。
自分の曲が少ないからである。

この究極のナルシズムには自分でも手を焼くぜ~、トホホだな。

さてI don’t careだな!言うまでもなく最高!
隆司が良い歌詞をつけてくれた。とても気に入ってる。
最初は俺に好きなように手直ししてくれと言われたがそのまま使わせてもらった。
だって削るとこなんて1つもなかったからね。
そんで足すとくどいし、このままが素晴らしいです!
ギターも最高にクールで痺れるぜー!何度も聴いてしまう。

スタジオでキスミーはリフをちょくちょくミスります。
俺はサビを外します。
サビ?

Ryuji
この曲を聴くと、我々の初代ベーシスト、ノブオとの最後のセッションを思い出す。 合掌

Takao
ストレートなガレージ風ロックンロールと思いきや、リュージらしいポップな展開が入る。
時代の流れに乗れず、それでもまだ強がる最後のロックンロール。

<ギターについて>
この手の曲も頭カラッポにしてハートで弾くのみ。
僕レベルになるとそれだけで本物のロックンロールになる。

KisMee
上目線で怒ってます。
スネアとフロアのぶっ叩きフィルがストレス解消になるので気分がいいです。
ライブでやった時は怒り過ぎると帽子が吹っ飛んで、ぺったんこの髪型になるので恥ずかしいです。

※TEGARAは特になし


8. 夜が明けるまで
word & music: Ryuji

Jack
はい良い曲!!以上!!

 …あっさり次の解説へ行きたい。本当にもう指が疲れたよ。
冗談だけど冗談抜きに俺は好きだ。
これは相棒の隆司にしか書けない曲だと思う。
ライブハウスでよく男にウケる曲なんだぜ。
良いとこ突いてるみたいで、天然なものを感じる。
コンセプトに沿った曲であったとしても、こんな名曲は狙っても俺は書けないね。

Ryuji
作詞作曲とも僕の曲。
この曲を聴くと、我々の初代ベーシスト、ノブオとの居酒屋を思い出す。合掌

Takao
リュージボーカルのバラード。
初めて聴いた時、僕の大好きなローリング・ストーンズの「Beast Of Barden」という曲の様な雰囲気でグッときた。
歌詞もリュージらしいセンチメンタルな感じで、曲にもアルバムにもマッチしていて、今作の主人公のターニングポイントになっていると思う。

僕の中ではここまでが「レコード」のA面。

<ギターについて>
バッキングギターが下手過ぎて泣けてくる。特にアルペジオ。
録音し直したかったが、リュージが「そう?」って感じで面倒臭がっていたので、僕も「ま、いっか」と了承した。
リードギターは何テイクか録音したものの中から、メンバーたちが気に入ったものを採用した。気がする。
ちなみにライブでギターソロを弾くのは僕ではなく、Jackの事が多いがそっちの方が良いと思う。

KisMee
ドラムはリズムを叩いてるだけです。
疲れてやる気が出ない。僕は何もしないでみんなにお任せ。でも、それでいいと思ってます。失望ですから。っていうドラム。

※TEGARA
リュージの多重録音コーラス独壇場。


9. 果てた男

word & music: Ryuji

Jack
曲は短いんだけど厚みの深い手の込んだ作品。

俺は好きだね。
雰囲気に呑まれたらこの手の曲は駄目だ。
なので何杯かひっかけてから唄った方がいいかもね。
まあ俺は間違って素面で録っちゃったけど。

Ryuji
作詞作曲とも僕の曲。
サビの僕の多重録音コーラスをお聴きいただきたい。
こんなコーラスアレンジをできるのは、今や僕の他はいないだろう。
しかし、こういったコーラスに需要はない。

Takao
僕の中ではここからが「レコード」のB面。

今作は、収録時間も曲数も僕たちにしては多くなっている。
そんな中、短い、誰も聴かない様な曲もあった方がいいなと思っていたところ、リュージがサクっと持ってきた曲。
どこかミュージカルっぽい感じで良い曲だと思う。
リュージによる、不協和音っぽい多重録音コーラスは奴の新境地。
こんなコーラスやる奴は日本にいないと思う。

<ギターについて>
僕の大好きなギタリスト、マーク・リボー先生が、やはり僕の大好きなトム・ウェイツ先生のバックで弾いてる時のギターを意識して弾いた。
ちなみにこの曲の練習に、僕は参加していない。

KisMee
振り返って聴いてみたら僕が叩いてないみたいなドラムっていつも思ってます。
いつもの34%くらいの力まで脱力して叩いてます。
でも、それでいいと思ってます。絶望ですから。っていうドラム。

※TEGARAは特に無し

 
10. Frustration Generation
word & music: Jack The Stinger Rosario & Takao

Jack
これさ、レコーディング前日に前々から打ち合わせていた歌詞の完成と尺を叩き込んだのに、スタジオ入った当日に兄貴に何バースか丸々変えられたんだよね。
あらら~と思ったけど今回は兄貴に全ての指揮を任せてるし、もちろん文句は無しでベストを尽くした。

全ての音が合わさる瞬間の合図にフラストレーションが爆発する。

Ryuji
兄貴と二人きりでキーボードの録音したのだが、二人とも集中力が長続きせず、途中でドラえもんを見たり仮眠をとったりしながら、ゆっくりと録音した。


Takao
この曲を思いついた当時僕はラップにはまっており、ラップは流石に無理でも、ボブ・ディランやルー・リード(ベルベットアンダーグラウンド)の数曲の様に、伴奏に合わせてボーカルがただ喋ってるだけの曲だったら出来るんじゃないか、やってみたいな、と思って作った曲。
Jackは声質自体がカッコイイので、きっとカッコよくなるはずと予想していたのだが、予想以上にカッコよくなった。
(この曲では彼にとても迷惑をかけてしまって、本当申し訳ないと思っています・・・。)

サビのキーの高い部分はリュージが歌っているのだが、ビートルズの『Any Time At All』という曲で、ジョン・レノンが出ないキーの部分をポール・マッカートニーが歌っているのがカッコよく、それをマネした。

この曲のオケというか枠組み自体は、10年位前に僕がなんとなく暇つぶしに作ってデモに残していたもので、自分としては気に入っていたので今更ながら復活させた。

<ギターについて>
ギターはテキトー。

KisMee
ドラムロボとして叩きはじめます。
後半に行くにつれて僕の原動力がだんだん出てきて崩壊してヘタクソになって行くのが楽しいです。
もっと怒りたい。

※TEGARAは特になし


11. LOSER

word & music: Jack The Stinger Rosario

Jack
この曲に良い思い出は無い。マジで無い。
作曲にあたっては当初は天国への階段みたいな曲にしたくて苦労した。

苦労したっつーか全然ならなかった。
行き詰まったところ、兄貴にアイデアをいくつかもらって今の形に落ち着いた。
とても気に入ってる。
幅を広げてくれるパートナーに誇りを感じる。

Ryuji
実は前作『Electric Golden Ball』のセッションですでに出来上がっていたのだが、どういうわけか消えていた曲。
しかしその頃のバージョンよりはるかパワーアップしている。

Takao
ここいらでドンヨリ暗くて重い曲が欲しいな、と思っていたところに、Jackが以前作ってきた曲がポンとハマった。
こういうドロドロした、ブルージーな曲は僕には作れない。
僕らにしては珍しく、かなりへヴィーでカッコいいと思ってる。

<ギターについて>
全体的に70年代ハードロックを意識して弾いた。
ギターソロも泣きの70年代ギターって感じ。
この曲のギターソロは、はっきり言って今作中一番カッコいいギターソロだと思う。

KisMee
たしかこの曲は録音始めてから3分33秒でリズム録り終えた気がします。
僕がドラムだからだけど、入りのドラム、かっけぇなぁ~って。
シンコペーション無視、逆ギレドラムです。

※TEGARA
・ギターソロ直前のカッコいいギターは、Takaoがイメージを伝え、何故かリュージが弾いた(ギタリストとしてのプライドは無いのか)。
・Takaoがアウトロを足した。そしてCメロ部分を何故かレゲエ調にアレンジ。


12. パラダイスへ

word & music: Jack The Stinger Rosario

Jack
俺の親友よ安らかに眠れ。


Ryuji
ジャック・ザ・スティンガー・ロザリオのストレートな歌詞が胸に刺さる一曲。
ピアノもシンプルに歌を引き立てる気持ちで演奏した。

Takao
アメリカ南部のルーズなロックンロールって感じで、オッサンとしてはこういうの大好物である。
Jackに初めて聴かされた時、ローリング・ストーンズの『Dead Flowers』という曲に雰囲気が似ているなと思った(歌詞も含め)。
LOSER同様、この曲もJack特有のドロドロした感じがあると思う。
LOSERはブルーズという感じだけど、この曲はカントリーかな。
この曲を聴くと、ノブオの事を思い出すな。少しだけね。

<ギターについて>
この手の曲も頭カラッポにしてハートで弾くのみ。
ただ少しルーズに、野暮ったく弾いた。僕のギターは放っておくとシャープになってしまうからな。
ちなみにギターソロは、Jackが弾いている。ジョニー・サンダースみたい。

KisMee
純粋な8ビート曲。
正直、ドラムは何をしたらいいかわからなかった。
でも何もしなくてよかった。それでよかったです。
そんな前からやってる曲では無いのに、なぜかノスタルジックな気持ちになります。
いつかどっかでパクろうと思っていた、ビートルズ『涙の乗車券』のドラムリフをパクりました。

※TEGARAは特になし


13. とてつもなく夜が長いのは君のせいだ

word & music: Jack The Stinger Rosario

Jack
昔、キスミーとやっていたバンドで演奏していた曲。
新しくレコーディングするにあたり、歌詞も変えてみたが俺は気に入っている。

雰囲気のあるどっしりとしたドラムに、兄貴のギター、隆司のピアノ。
その全てが素晴らしい。

Ryuji
ジャックの最高傑作!
10年くらい前、ライブハウスで客席から聴いたこの曲に感動し、嫉妬もした。

Takao
これは名曲。
Jackやリュージが言うところの「分厚いラブソング」。
元々は、JackとKismee、そして死んでしまったリリー初代ベーシストのノブオがやっていたバンドのレパートリー。
この曲もやはりJack特有のブルージーさを持っていると思う。
僕は何故かこの曲に、「横浜」を感じる。

<ギターについて>
イントロのギターは、元々のバージョンが素晴らしかったのでそれを活かしつつ、僕が気持ちよく弾きやすい様に少しコード進行を変更し、フレーズも改変した。
個人的には、演奏していて一番楽しい曲。

KisMee
この手のリズム、叩きやすくて好きっす。
ってかドラムうんぬんじゃなくて個人的に感情が入ります。
死んだ奴も思い出します。

※TEGARAは特になし

14. 真夜中のロックンロール
word & music: Takao

Jack
はじめてこの曲のデモを聴いたとき震えた。

ジーンとした事が忘れられない。
それは、はじめてロックンロールを聴いた時の自分が何処かでこっそり覗いてるかのような気持ちになった。
不思議な曲。

Ryuji
こういう曲を作らせたら兄貴の右に出るものはいない。
この曲のミックス完成までに一年もかかってしまった。

Takao
バンドメンバーも知らない事だが、この曲を作った当時僕はiphoneアプリのガレージバンドにハマっており、そのアプリをテキトーにいじって遊んでたら出来た曲。
コード進行が曲の全編を通じて同じなのはその為。

歌詞については基本的に解説で触れたくないのだが、この曲では僕の血肉と化しているロックンロールや、ミュージシャンへの敬意を表したかった。

後半のドラムの盛り上がり、ベースリフ&フレーズ、オルガン&ピアノ、そしてJackの青臭いボーカル&リュージのコーラス等、聴き所たくさん。

<ギターについて>
ギターはそんなに入っていないので、余り語る事も無い。

KisMee
始めから終わりにかけて生き返ってくるこの感じ、ドラムとかじゃなしに、すげーわ。
グッときます。
僕的にはフレディ・マーキュリーのとこはドラマーだったらオイシイとこだと感じると思います。

※TEGARAは特になし


15. Rock Star

word & music: Takao

Jack
このレコーディングはハマった…。
メロディラインが掴めず、リハーサルで完全に自己流の変な癖をつけてしまったせいで、なかなかハマった。

曲はアルバム通して一番好きな曲。
レコーディングも自信をもって挑んだが。
もうこの辺でいいか?

Ryuji
この曲のボーカルパートは、終始つぶやく様に歌うため、自宅で録音した。
僕はフェードインに若干の抵抗があったが、この曲で克服できた。

Takao
僕が今までの人生の中で作った曲の中で最も陰鬱な曲。
が、曲が進むにつれ明るい感じになっていく。つもりで作った。
そして個人的に最高傑作だと思っている。
スタジオで皆にデモを初めて聴かせた時、Jack以外の反応が悪く、「ダメだこいつら。一緒にやってらんねーわ」と内心ムカついた(後に、「ジョン・レノンのソロ作っぽい雰囲気の曲」と言われ嬉しかった)。
取りあえず、これ以上真面目に曲を作る事は今後無い気がする。多分。

Jackには、とにかく力を入れず、真夜中に独りベッドで暗闇の中鼻歌を歌う様な感じで歌って欲しいとリクエストした。
きっと歌うのめっちゃ退屈で苦痛だったと思う。

kismeeの地味に盛り上がっていくドラムも、リュージのピアノも、何弾いているかわからない位地味なサリーのベースも、全て気に入っている。

<ギターについて>
リードギターの録音にとにかく苦戦しまくり、「僕は本当にギター下手だなぁ」と落ち込んだ。
忘れたけどリードギターの録音だけで、4,5時間はかかったと思う。
リュージもよく付き合ってくれたなと思う。
録音し終わって気づいたのだが、曲の中盤から3分もの間リードギター弾きっぱなし。
とてもとても疲れた。

KisMee
無視して、脱力して、怒りを込めて叩いてます。
感情がずっと燻り続けてる。
単純に僕はこの曲が好き。

※TEGARA
・後半のコーラスは、何となく声が足りないと感じ、バンドのメイクを担当してくれているYUKIちゃんにも歌ってもらった。一番歌上手かった。

 

16. Blood Brothers
word & music: THE LILY STONES

Jack
どの曲にも言えるけど皆で切磋琢磨して作り上げた曲!!

たくさん音が入ってるから隆司はミックス相当苦労しただろうな。

Ryuji
この曲では僕と兄貴の姉にフルートを吹いてもらった。

このフルートを録音する当日、嫌だ嫌だ言ってた姉が、朝からフルートをだして来て、しっかりと楽器を温めていた姿が愛おしかった。
25年ぶりに人の耳に触れるフルートを吹いた姉は、一生懸命頑張ってくれた。


Takao
60年代後半や、70年代には、時に10分近くになる様な仰々しい大作をやるロックバンドは無数にあった。
現在、そんなアホな曲をやるバンドはいないだろう。
だったら僕らがやってやろう。
そう思い立ち作り始めた曲だが、途中でアイデアが枯渇してしまい、投げ出しそうになった曲。
Jackやリュージ、kismeeに助けてもらい、やっとの事で完成した大作。

ビートルズの『A Day In The Life』、ウイングスの『Band On The Run』、ブルース・スプリングスティーンの『Jungleland』、ザ・フーの『Baba O’Riley』等からアイデアを借用しており、知っている人が聴いたら笑うか怒ると思う。

<ギターについて>
チャック・ベリー、リンク・レイ、と言った、ロックンロールギターの大先生たちの遺産をフルに使わせて貰いました。
序盤のギターソロのブレイク部分、チャックフレーズのゴリ押しこそロックンロールのギター、矜持だと僕は思っている。
あともう今更言うまでも無いが、ハートで弾いている。

KisMee
いろいろな事が入り混ざってバラバラになってまた元に戻る。
そんなことってよくあることだと思うんですよ。
まぁなんて言うか、長くて録音大変だったなぁ~。って事。

※TEGARA
各展開の繋ぎ目や、リュージが歌うパートのバックは、全てリュージのアイデア。

 

 

1st DL Single  『RSF』 (word&music By Jack The Stinger Rosario)
メンバー解説。


・Jack The Stineger Rosario (Vocal)
何気なく家で突っ立ってたら、RSFのメロディーが降って来てすぐギターを手にとったぜ!

最初はエアロスミスのJadedみたいな曲を意識したんだけど、俺の歌唱力では無理だった。
でも最強のロックンロールが完成したのには間違いは無いって事よ!
ボーカルレコーディングの日、故郷の北海道から東京へ帰って来て、家にも帰らず直ぐにレコーディングだったのでヘトヘトでした。

・Ryuji (Piano&Vocal)
痛快ロックンロールの草分け的曲。一人一人バンドメンバーの主張が演奏で感じることができる。


・Takao (Guitar)
Jack先生が作った、100%Jackソング。

この曲のキーはGなのだが、Aメロの「上がり切ったボタンを~♪」の、「を~」の部分のキーはFで、こういったメロディーライン取りは僕にもリュージにも無く、Jack先生だけが持つ癖で、僕はそういう部分が凄く良いと思ってる。
ミドルテンポの、かったるそうなイントロのドラムパターンも70年代のロックンロールっぽくて僕は好きだ。
個人的に、ライブで疲れない曲。そこも好きだ。

<ギターについて>
僕の中ではThe Rolling Stonesタイプのロックンロールで、僕は僕の神様、Keath Richards大先生を意識したギターを弾いた。
こういうタイプの曲は、僕は何も考えずに反射で弾ける。所謂十八番タイプ。
ギターの音色も自分らしくて気に入ってる。
最後のリードギターは、最終ミックス直前に新しく弾き直した。
ライブで数枚配ったバージョンのギターより、攻撃的になったと思う。
以前のバージョンも良かったが、少し大人し過ぎた(オッサン臭かった)かもしれない。

・Tasshi (Drum)
すらっと叩けると思うような単純なリズムだと思ってやってると、単純でいてくれない重たく速くのテンポ感。
下半身はリズム、上半身はボーカルを意識して叩いている。
この曲のドラムの楽しみ方は、音源で聴いた後のライブにあると思う。


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